メールマガジン「ベトナム株情報」　
VOL.167
2012.2.28

祝! ベトナム★初★の日本語版
【日刊ベトナム経済金融情報】

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CONTENTS

01. ホーチミン証取、3月5日から取引時間を延長
02. 週間☆アクセス数上位ランキング！
特集（2012年2月20日～2012年2月26日）
03. 噂のうわさ話
　STB（サコムバンク）
04. サイゴン・街角風景　　
　芳しきおみ足
　　

ホーチミン証券取引所（HSX）は3月5日から取引期間を
延長すると発表した。3月5日から3か月間の試験運用となる。
HSXが報じた。

詳細は以下の通り。

1、取引期間と取引方法

株式及びファンド証券の取引に対して

2、注意事項

11時30分～13時までの休憩時間に、証券会社各社は
＋市場取引に基づく新規注文、既存注文の修正・取り消しを行ってはいけない
＋相対取引の新規注文・既存注文の取り消しを行ってはいけない
＋相対取引を実施・取り消しを行ってはいけない

一部のみが約定された、或いは約定されないが、
まだ取り消されない前場の注文は後場に転送されることになる。

3、3月5日から10万株以上の株式及びファンド証券の
相対取引に対して受渡し（T+1）を適用しない。

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02. 週間☆アクセス数上位ランキング！
（2012年2月20日～2012年2月26日）

このコーナーでは、前週のベトナム株情報（www.viet-kabu.com）の
アクセス数の多かった記事を紹介いたします。

1 位
FPT情報通信、2011年第4四半期業績状況を発表
[2012/02/24 13:20 JST更新]
http://www.viet-kabu.com/news/hochiminh/120224124829.html

FPT情報通信[FPT]は2011年第4四半期業績状況を
以下の通り発表した。NDHマネーが報じた。

＜2011年第4四半期業績状況＞

・売上高：7兆2188億2800万ドン(約280億円)、前年同期比：90.7％増

・税引前利益：6486億4600万ドン(約25億1400万円)、前年同期比：36.6％増

・税引後利益：5796億8900万ドン(約22億4700万円)、前年同期比： 35.0％増

＜増収増益要因＞
・◇ソフトサービス、◇オンラインサービス、◇システムインテグレーション、
◇通信、◇技術製品の製造・販売分野への投資を強化したため

・社員教育の推進を行い、社員同士の協力体制の構築を
推進するとともに、相互確認作業の徹底を図ったため

2 位
キンド食品、江崎グリコとの提携で事業拡大を図る
[2012/02/23 13:46 JST更新]
http://www.viet-kabu.com/news/hochiminh/120223125622.html

キンド食品は1月に日本の大手菓子メーカー・江崎グリコ株式会社に対して
資本金の10％に相当する1400万株の新株を発行した。
22日付カフェエフが報じた。

発行価格は当時の時価の1.5倍に相当する5万ドン／株であった。
江崎グリコにとって、KDC株式の取得は単純な金融投資ではなく、
今後最低でも5年間に亘りKDCの株式を保有し続け、
KDCとの事業提携によりベトナム市場の開拓を行うという意図がある。

一方のKDCも、江崎グリコの優れた生産力や技術力が
KDCの菓子・ケーキ生産分野の発展に大きく寄与するだけでなく、
販売網の拡大も期待できるとの見方を示している。

KDCのチャン・レ・グエン社長によると、今回の資本・事業提携により、
江崎グリコはKDCが持つベトナム国内店舗12万か所の広域販売網を
利用することができるほか、KDCの人材や宣伝広告プログラムを
共用出来る。

KDCの製品は、◇中秋月餅、◇チョコレート、◇スポンジケーキ、
◇クラッカー、◇クッキー、◇スナック菓子など非常に多種にわたっており、
菓子類製品の全国シェアは約30％にのぼる。グエン社長は、
「今回の提携により、江崎グリコの豊富な経験を共有出来ることは、
当社の新商品開発の促進、更には販売網及び市場シェアの拡大も
期待出来る」として、江崎グリコとの提携に対して大きな期待を
寄せている。具体的には、2012年中にベトナムで江崎グリコ製品の
販売を開始する予定。

3 位
三菱東京UFJ銀行、カンボジアに事務所を開設
[2012/02/21 12:45 JST更新]
http://www.viet-kabu.com/news/cambodia/120221115956.html

日本の大手銀行である三菱東京UFJ銀行は17日、
カンボジアのプノンペンに事務所を開設した。
20日付ベトストックが報じた。

カンボジア国家銀行(中央銀行-NBC)のNeav Chanthana副総裁は、
「同行が事務所を開設したことは、カンボジアの銀行分野の
発展に対する日本投資家の信頼度が高まっていることを
意味する」とコメントした。

日本の大手銀行の進出により、日系企業のカンボジア進出も
更に加速することが期待されている。

なお、三菱東京UFJ銀行の前身である旧東京銀行が
1956年にカンボジアに事務所を開設していたが、
内戦による情勢悪化を理由として1967年に撤退していた。

03. 噂のうわさ話

※くれぐれもお取り扱いにご注意ください！！
現地投資家は何を考え、何に基づいて投資をするのか？
いろいろと推察しながら、しかし、あくまでも「噂として」お楽しみください。

※こちらの記事はグローバルリンクアドバイザーズ株式会社が、
毎週有料会員向けに配信しているメールマガジン「ベトナム株通信」の
過去記事をご提供いただいたものから「ベトナム株情報」が独自に選んだ、
おもしろい噂を組み合わせて掲載しています。

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ベトナム現地投資家のうわさ話・ STB（サコムバンク）の巻！

(2012年2月28日発行ベトナム株通信第1593号)
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■STB（サコムバンク）■

EIB（エクシムバンク）が、STBの議決権付株式の51％以上を
保有する株主グループの代表者を務め、取締役会の改選を
求めたことは全市場関係者の注目を集めている。

STBは現在全国に広がる支店・出張所約400ヶ所の店舗網を
有する華橋系大手民間銀行である。海外では中国に
駐在事務所1か所、ラオスとカンボジアにそれぞれ支店、
子銀行1か所を保有している。華僑ネットワークを活かし、
毎年の海外送金の取扱額を十数億ドルにまで増やしている。

当行は英格付け会社フィッチの長期信用格付けで「B」を
付与されている。ムーディーズからも長期信用格付け「B1」を、
S&Pからも長期信用格付け「B+」を新規取得している。
財務状況や経営効率はしっかりしているとの評判である。

殆どの商業銀行は店舗を開設するために土地を賃貸しているが、
当行では同業者と違い、土地を購入している。現在、
店舗用地の80％は当行が保有するものである。店舗用地を
購入することで利用可能な財務資本が相対的に減少するが、
当行が購入した土地の全ては立地条件が良く時間が
経つにつれて価値が増えると考えられる。

長期的な視野に立てば、これは店舗網を安定化させることが
出来るだけではなく、土地を売却する、或いは資産の評価替えを
行った場合、多額の利益を獲得出来るとも考えられる。

以上のことを考慮すれば、 EIBが率いる投資家グループが
STBの経営支配権を獲得しようと必死になっていることも不思議ではない。

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毎週、ベトナムのほのぼの写真をお届けいたします。
今週は「芳しきおみ足」です。

超ローカル海のツアーに参加しました。

私の後ろの席はおばあちゃん、この他お父さんお母さんに子ども達という
ベトナム人一家でした。大変賑やかでこちらも楽しい気分。
ヒョイと窓のほうを見るとなにやらおみ足が・・・

おばあちゃん、
昼食先のレストラン、更には宿泊先のホテルのプールでも
よちよち歩きの子どもの後を、こぼれそうな位にお粥を入れた
どんぶり片手に追いかけていました。
※ベトナムでは、ご飯時に遊ぶ子どもを追いかけながら
お粥を食べさせる光景がよく見られます。

旅行先でも変わらぬ光景、おばあちゃん孫命！
アッパレ！

孫追いかけて帰路のバスではもうぐったりだったのでしょうか。
まあ元気なお声だけは後ろからよく聞こえてきましたが。

しかし、お粥はインスタントのものを持参したんだろうか・・、
どんぶりわざわざ自宅から持参したんだろうか・・

色々素朴な疑問が浮かびますが、
お蔭様で何割り増かで楽しい旅行になりました。

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今回は、ここまでです。
最後まで、お読みいただきましてありがとうございます。
今後とも、「ベトナム株情報」をよろしくお願いいたします。

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